昭和氣息,是建築師吉村靖孝踏進本基地的第一印象。他說,每個巷弄都有自己的前世,雖然事隔半個多世紀,他依然能嗅出本基地周遭濃烈的時代風情:一個擁有形式各異、獨特窗戶的家,像一個個開口,框住土地的昌盛,也框住記憶裡的豐饒。人文肌理、歷史沈澱以及那些個厚厚心事,被操持相同語言的建築師吉村靖孝聽見了,他期望成為一個轉譯器-在土地和建築之間、在藝術和商業之間、在業主和團隊之間,譯出最傑出的答案,還給土地一棟原本就該長在那裡的建築。之間,是一種物理媒合,之間,更是一種哲學需要。房子就像有機體,要和土地連成一氣,循環得以為繼。這樣的理念正是日本代謝派建築的本質-全棟石材佐以內斂沈穩,和當地百家爭鳴的巷弄文化,靜靜對話。一個個開窗、一個個露台,都點綴著灰藍色的馬賽克,宛如一幅幅畫框,框住古往今來的豐饒,框住基地四周蓬勃的庶民色彩,內在的馬賽克,更讓穩重的建築此刻有了活潑的眼神,對著住在裡頭的人,也對著外在的行人,眨眼。
設計:株式会社 吉村靖孝建築設計事務所
用途:集合住宅
敷地面積:189.35 ㎡
延床面積:313.02 ㎡
階数:- F
竣工:2016 年
はじめてこの土地を訪れた際の印象は、「懐かしい」というものだった。日本と縁がその感情を呼び起こしたのかどうかはわからないが、まるで映画のワンシーンに迷い込んだような感じがして胸が躍った。しばらく辺りを観察していると、周囲の建物に開いた窓がみな何らかカスタマイズされていて、それが建物に対する愛着や、街に対する愛着を感じさせる原因だと思うようになった。気に入った万年筆に名入れをしたときと同じように、ちょっとした工夫で、それぞれが世界にただひとつの窓になって誇らしげに見えたのだ。この場所に建物を建てるなら、その原理を引き継ぎたいと思った。周辺の窓の形状を引用して、さらにモザイクタイルのパタンでバリエーションを増やした。さまざまな色・形状の窓が、街並みと連続する。現代的な技術を動員した真新しい建物は時に街を脅かす存在になるが、日日町は、あらかじめ街の記憶が染み込んでいるような建物になった